近年、プログラミングのできる人材の需要が高まっており、IT企業を中心に数多くの募集がされています。
そこで今回は、情報系大学への進学を考えている高校生に向けてオススメの資格とその勉強法について紹介していきます。
高校生にオススメの国家資格
今回紹介する資格は 「ITパスポート」 です!!
ITパスポートとは、情報技術に関する基礎知識を身につけるための資格試験であり、これからの社会で必要不可欠となるスキルを身につけるための第一歩としておすすめの資格です。
この資格は、情報処理技術者試験の中でも初級レベルに位置するものです。これを取得することにより、以下のようなメリットがあります。
ITパスポートがオススメな理由
- 基礎知識の習得
コンピュータやネットワーク、データベースなど、ITの基本的な知識を習得できます。これは、将来のIT関連の仕事に進む際に必要な基盤となります。
- 就職・進学のアドバンテージ
ITパスポートは、学生のうちに取得することで、就職や進学の際に他の候補者と差をつけることができます。企業や大学が求めるスキルとして評価されることが多いです。
- 社会での活躍の幅が広がる
ITの知識は様々な業界で活かすことができます。将来の選択肢が広がり、自分の興味や適性に合った職種を見つけることができます。
では、実際にITパスポート試験の勉強はどのように進めればよいのでしょうか?以下のステップを参考にしてみてください。
ITパスポート試験の勉強方法
- 全体的に範囲を確認してみる
書店やインターネットでテキストや参考書を手に入れて、ITパスポート試験の範囲を把握し、ある程度の学習計画を立ててみましょう。
- 自己学習
まずは基礎知識から学習していきましょう。ストテラジ, マネジメント, テクノロジと、分野がありますが、自分が得意そうなところから始めてもらって結構です。インターネット上にも無料で学習できるウェブサイトや動画講座もたくさんあるので、分からない問題は参考にしてみてください。
- 練習問題の解答
学習した内容を定着させるために練習問題を解いてみましょう。公式問題集や過去の試験問題を利用すると効果的です。たとえば、”ITパスポート過去問道場” というサイトを使うととても便利なので利用してみてください。
‘’ITパスポート過去問道場はこちら”
https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
- グループ勉強
友達や仲間と一緒に勉強することで、モチベーションが上がって、理解が深まることがあるのでオススメです。
ITパスポートが役に立つ例
これまではITパスポート資格を取得するメリットについて話してきました。
では、実際にITパスポートがどのように役に立つのかを私の経験も交えてお伝えします。
入学試験や面接で役に立つ
ITパスポート資格を持っていると、入学試験や面接の時に役に立ちます。実際に私も高校生の時にこの資格を取得していたので、大学入学試験の時に用紙の 資格の欄 に書くことができ、面接のときに話題としてあげてもらい評価してもらえました。資格を持っていると他の候補者と差をつけることができるので是非取得してみてください。
ITパスポートに合格したら
ITパスポートは情報処理技術者試験のなかでも初級レベルの資格ですので、今後さらに高度なスキルを身につけるために他の資格を取得することも考えてみてください。
上位資格の取得を検討しよう
- 基本情報技術者試験
この試験は、情報処理技術者としての基礎的な知識や技能を持つことを証明するために実施されます。具体的には、コンピュータの基礎知識、プログラム設計、データベース、ネットワーク、セキュリティ、そして情報倫理などに関する知識を問われます。
ITパスポートの上位資格のようなもので、似たような問題も出題されるのでITパスポートに合格したらそのまま勉強をはじめるといいと思います。
基本情報技術者試験についてはこちらで解説しています。
【3ヵ月で合格】基本情報技術者試験を独学で合格するには??効果的な勉強法も解説!! - 応用情報技術者試験
基本情報技術者試験のさらなる上位レベルの試験であり、より高度な情報処理技術者としての知識や技能を求められます。応用情報技術者試験では、情報システムの企画・設計・開発・運用・保守などの領域における幅広い知識と経験が問われます。具体的には、ソフトウェア設計・開発、データベース、ネットワーク、システム運用管理、プロジェクト管理、セキュリティ、そして情報倫理に関する高度な知識を問われます。
合格することで、より高度な情報技術系の職種や昇進・転職などでの競争力を高めることができます。
高度な知識,技能が求められるので先ずは基本情報技術者試験に合格してからでいいと思います。
- 情報セキュリティマネジメント試験
この試験は、情報セキュリティの管理・運用・監査などの専門的な知識と技能を持つことを証明するために実施されます。情報セキュリティマネジメント試験では、情報セキュリティポリシーの策定や実施、リスク評価・対応、セキュリティ対策の計画と運用、コンプライアンス、そして情報セキュリティに関する法律・規制などに関する知識が問われます。ITパスポートを取得したら是非挑戦してみてください。
まとめ
ITパスポート試験は、高校生のうちに始めることで、将来のキャリアに大きなプラスとなる資格です。ぜひこの機会に挑戦してみてください!
ITパスポート過去問道場
https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
ITパスポートの申し込みについてはこちらで解説しています。
【ITパスポート】申込から合格発表までの流れは?試験当日の持ち物と注意事項も解説