大学生が取るべき資格は?文系・理系別におすすめの資格を10個紹介!!

アイキャッチ画像 資格、スキルアップ

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大学生という期間は、高校生や社会人に比べてスケジュールを自分で組みやすく、時間があるため、なにをしようか悩んでいる人もいると思います。

私は、大学生期間を有意義に使うために資格を取ることをおすすめします。

今回は、大学生が資格を取るメリットと、おすすめの資格を10個紹介します!!

メリット

  • 就職活動で有利になる
  • 勉強する時間がある

就職活動で有利になる

大学生活の最後には就職活動が待っています。

資格を取っておく事によって、面接の際に有利になりますし、仕事の内容に直結するものであれば採用や配属に有利に働きます。

他にも、資格取得に取り組んだ事実は、コツコツと努力できる人である という風に評価してもらえることにも繋がります。

 

勉強する時間がある

大学生活は自分の時間がたくさんある事も特徴的です。夏休みなどの長期休暇だけでも1年のうち4か月ほどあり、資格を取るには十分な時間があります。

また、学校内の図書館などの施設もあり、勉強する場所や教材も揃っています。

特に1・2年生の間は、就職活動も行わないので自由な時間を作りやすいです。就職してからは資格を取るための勉強をする時間が取れるとは限らないので、

時間に余裕のある大学生のうちに取っておくといいと思います。

 

文系の大学生におすすめの資格

日商簿記

オススメ理由
・経理の仕事に就く人や自営業をしたい人におすすめの資格
・会社の経営状況をまとめた「財務諸表」の読み方が理解できるようになる
・2級、3級では学習支援ツールとして無料の公式サイトがある。

日商簿記は、日本商工会議所が主催する、会計や簿記に関する知識とスキルをテストするもので、受験者に会計の基本的な原則や実務的な簿記のスキルを問うものです。

「日商簿記3級」は帳簿の記帳、財務諸表などの基本的な商業簿記の知識が求められます。基本レベルになるので、業種や職種に関わらずにオススメです。実務で役立つ経理・会計の基礎知識を得たい人のはじめの一歩としてもいいですし、経理職や会計職を目指す人以外でも一般常識として身につけておけば、社会に出たときに役立つ資格になります。

「日商簿記2級」では商業簿記に加え、工業簿記が出題されます。経理や会計職を目指す多くの人が挑戦する資格で、合格することで経理業務における基本的な知識とスキルを証明することができます。2級以上を持っておくことで、経理職などを目指す際に就職活動でも有利になります。

2級、3級は公式の無料学習サイトがあるので、ぜひ活用してみてください。

  

秘書検定

オススメ理由
・社会人としてのマナーが身につく
・資格を持っていることで就職活動の面接などで好印象を与える
・公式サイトで過去問を見ることができる

秘書検定は、一般常識や基本的なマナーについて問われる試験です。社会人として最低限必要な知識があるかを問う内容なので、秘書として働く人以外にもオススメな試験です。

社会人としての基礎知識を身につけられるので、取得しておくと就職活動に役立つだけでなく、身に着けたスキルは就職の面接試験でもそのまま使うことができます。特に、準1級からは二次試験として3人1組での面接があるので、面接の練習として挑戦してみるのもいいと思います。

公式サイトにこれまでの試試験問題と解説が公開されているので、どんな問題があるか確認してみてください。

  

宅地建物取引士資格試験

オススメ理由
・不動産業界関連への就職や転職に有利
・他の資格と組み合わせて独立開業やキャリアアップも目指せる
・資格を持っていれば資格手当が支給される

宅地建物取引士資格試験は、不動産取引に関連する法律や規制、不動産市場に関する基本的な知識を問われる試験です。

宅建資格は不動産業界では必ず求められる資格となっており、昇格の条件に宅建の取得を必須とする企業もあります。会社によっては資格を持っていなければ資格取得を求められることもあります。しかし、資格を持っていれば毎月1~3万円ほどの資格手当が支給される会社もあるので、時間のある大学生のうちにとっておく事をおすすめします。

宅建資格のメリットとして、独立開業やキャリアアップも目指せることがあります。不動産鑑定士や司法書士の資格と組み合わせてることで業務の幅を広げることが可能になるので、将来独立を考えている人にもオススメの資格です。

 

FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)

オススメ理由
・身につけた知識を自身の家計管理に使えたり実生活で役立つ
・税金対策や資産運用の知識が身につく
・誰でも気軽に受験できる

FP技能検定は、個人や家庭、企業などの財務計画や資産管理に関するスキルや知識を問われる資格です。

FPとは、相談相手の資金計画について専門的な視点からアドバイスをするものなので、そこで得た知識を自分自身の家計管理に活かすことができるようになります。また、株式投資や債券、投資信託なども勉強もするので、お金を投資に回す知識も身につけることができます。

FPは、最初は3級から受験することになりますが、合格率は60~70%と高くなっています。必要な勉強期間は1ヵ月程とされており、しっかり勉強していれば確実に合格できる難易度となっています。

3級を取得すると2級に挑戦できるようになります。お金に関する知識も身につき、実生活でも生かせる資格ですが、就職活動でもアピールできるように大学生のうちに2級まで取っておく事をおすすめします。

 

理系の大学生におすすめの資格

ITパスポート試験

オススメ理由
・IT系資格に初めて挑戦する人にオススメな国家資格
・テクノロジ分野は大学でも学ぶため理系大学生に有利
・多くの企業で取得が推奨されており、就職に有利

ITパスポート試験は、IT分野における基本的な知識やスキルを評価する国家試験の一つです。この試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施する資格試験で、この試験では、ITの基本的な概念やコンピューターシステム、ネットワーキング、セキュリティ、プログラミングの基礎などに関する知識を問われます。

問題はストテラジ系、マネジメント系、テクノロジ系で分かれており、最も問題数の多いテクノロジ系は特に理系大学生には取り組みやすくなっています。

ITパスポートは幅広いレベルの受験者を対象としており、大学生の合格率は50%以上となっています。

試験方法は「CBT方式」を採用しており、試験終了後その場で結果を確認することができます。

 

ITパスポートについてはこちらで詳しく解説しています。
・【高校生必見】情報系に進む学生にオススメの資格と”合格する”勉強法!!

‘’ITパスポート過去問道場はこちら”
https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php

 

基本情報技術者試験

オススメ理由
・これからの社会で必要不可欠となるスキルを身につける第一歩としておすすめの資格
・ITエンジニアになりたい学生にはとてもオススメ
・範囲が広いので、長期休暇を利用できる大学生にオススメ

基本情報技術者試験は、デジタル人材の登竜門とも言われる国家試験です。ITパスポートがITを利活用する人を対象とした試験とされている事に対し、基本情報技術者試験は情報処理技術者としての基本的な知識、技能を問われる試験となっています。

年間の受験者数は基本的に10万人を超え続けていますが、合格率は20~30%とやや低くなっており難しい試験であることが分かります。しかし、難しい分合格してしまえば自分にとって強力な武器になってくれるので、就職で有利になります。

範囲が広く難しい分、まとまった勉強時間がとれる大学生のうちにとっておく事をおすすめします。

また、2023年(令和5年)から基本情報技術者試験の内容が大きく変わりました。
試験時間、出題分野、採点方式に加え、プログラミング言語が疑似言語に統一されるなどの変更点があります。特にB試験(旧午後試験)の内容が大きく変わっており、今までとは異なる対策が必要になるため注意が必要です。

 

基本情報技術者試験についてはこちらで詳しく解説しています。
【3ヵ月で合格】基本情報技術者試験を独学で合格するには??効果的な勉強法も解説!!

‘’基本情報技術者過去問道場はこちら”
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php ←午前
https://www.fe-siken.com/fekakomon_pm.php ←午後

 

ジェネラリスト検定(G検定)

オススメ理由
・ディープラーニングの基礎知識を身につける事ができる
・JDLAの公式テキストがあり勉強しやすい
・学生の受験料は一般の半額以下の5500円

ジェネラリスト検定(G検定)は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する試験で、ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定するものです。

JDLAからは、G検定の公式のテキストが販売されており学習しやすいようになっています。さらに学生の内は受験料が一般の半額以下となっているので、大学生のうちに取得する事をおすすめします。

G検定の試験範囲はとても広く、試験時間に対しての問題数も多いため、1問あたりにかけられる時間が少ないです。なので、スピーディーに問題を解いていく事が必要になります。

全体の合格率は60~70%程ですが、比較的難易度が高い試験となっています。

 

文系、理系両方におすすめの資格

TOEIC(トーイック)

オススメ理由
・現状の客観的な英語力を把握できる
・実践的なビジネス英語力を身につけられる
・試験日程が多いので自分のタイミングで受験できる

TOEICは、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通の試験で、内容はビジネスシーンや日常生活を想定したものが多く、実生活で使える英語を身に付けることができます。

TOEICには種類があるのですが、一番有名なTOEIC Listening & Reading Testは英語の聞く、読む能力を測るものです。TOEICの最大の特徴としてテスト結果がスコアで出ることがあります。合否判定ではないので、今の自分の英語力を確認するために一回受けてみるのがオススメです。

また、就職活動時にもアピールできます。TOEIC Listening & Reading Testの場合、10~990点で評価されるのですが、履歴書にスコアを書くなら最低でも600点以上は取れていると大きなアピールポイントになります。

さらに、TOEICは試験日程が多く設定されており自分のタイミングで挑戦しやすくなっています。ぜひ、公式サイトで確認してみてください。

 

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

オススメ理由
・WordやExcelなどのスキルを客観的に証明できる
・試験勉強を通して実用的な能力が身につく
・国際資格である

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、WordやExcelなど、Microsoft Office製品のスキルを評価する国際的な資格試験です。

MOS試験には一般レベルと上級レベルがあり、一般レベルはよく利用される基本操作についての知識と技能を問うもので、初心者向けとなっています。

WordやExcelは普段から利用している人も多いですが、資格を取っておく事によって能力を客観的に証明することが出来き、履歴書に書くこともできるので取得することをオススメします。パソコンに慣れてない人も、MOS試験の勉強を通して実用的なスキルが身につくので、まずは一般レベルから挑戦してみてください。

また、MOS試験は世界的に行われている資格試験であり、得た知識は世界で通用します。海外で活躍したい人もぜひ挑戦してみてください。

普通自動車免許

オススメ理由
・仕事で運転免許が必要な業種は多い
・まとまった時間があるので免許合宿を利用できる
・学割が利用できてお得

大学生のうちに普通自動車免許を取っておくべき理由は、仕事で必要になるということと、大学生ならではの仕組みを利用できるからです。

就職先によっては、業務にあたって車に乗らないといけない業種もあります。免許を持っていない場合は特定の業務がこなせない可能性が出てきますし、就職してからはまとまった時間が取りにくいので、大学生のうちに取っておく事をおすすめします。

また、大学生は学割が利用できたり、免許合宿があるのでオススメです。キャンペーンや免許合宿を組み合わせることで、数万円ほど費用が変わるケースもありますし、免許合宿を利用することで、2週間程度でスピーディーに免許を取得することが可能です。

 

まとめ

今回は、大学生が取るべき資格についてご紹介しました。

まとまった時間が取りやすい大学生活なので、就職活動や自分のスキルアップのために本記事の内容を参考に、自分にあった資格に挑戦してみてください。

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